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マヤの預言とコズミック・ダイアリー2013
マヤの預言とコズミック・ダイアリー2013 302ページ 2,800円(税込)
柳瀬宏秀著

2012.7.26-2013.7.25
2012年という意味を考え、10年ぶりに、仕様を元の形に。
ハードカバー A5判 302ページ


全7章からなる、「本」であり、マヤの叡智に意識をあわせ、実践的に身につけるための「コズミック・ダイアリー」です。
コズミック・ダイアリーはマヤの叡智から生まれた13の月の暦の公式ダイアリーです。

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「マヤの叡智」の常識
ホゼ・アグエイアスのヌースフィア(精神圏)
「マヤの叡智」の常識 366ページ 3,150円(税込)
柳瀬宏秀著

「マヤの叡智」は「時間の叡智」
マヤの時間とは宇宙の周期。「時間の叡智」とは「高次元の叡智」なのです。 地球が自分の意識を表現するという時代が始まります。
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初詣の 願いを 祈りに
初詣の 願いを 祈りに 238ページ 2,000円(税込)
柳瀬宏秀著

9000万人の人々が、初詣に出かけます。 9000万人のほとんどが、自分のための「願いごと」をします。 9000万人の「願い」が、地球のための、宇宙のための「祈りに」変わったなら・・・ 日本人の「心構え」が変わり、、日本が変わり、宇宙が変わります。
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新版 マヤン・ファクター
      - 2012年の真実(リアリティ)
208ページ 1,785円(税込)
ホゼ・アグエイアス著
訳 柳瀬宏秀/福井久美子
監修柳瀬宏秀

周期が閉じるときに起こる重大な出来事に向けて、人類に準備を促すーー。 マヤの預言は、今日の世界を支配しているのとはまったく異なった時間についての感覚、その新しい知識についてのシステマティックなプレゼンテーションなのです。
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2012年への進化- ホゼ・アグエイアス伝記
448ページ 2,940円
ステファニー・サウス著
訳 井元悦子 監修 柳瀬宏秀

ホゼの半生をたどれば、マヤの預言が聴こえてくる! この物語は、預言に対するスピリチュアル・アドベンチャーであり、また今日この惑星に生きる人類のすべての
人生に関わる物語なのです。
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マヤの叡智と日本人の魂の融合
マヤの叡智と日本人の魂の融合 307ページ 2,000円(税込)
柳瀬宏秀著

コズミック・ダイアリーの精神、時間はオーガニック・オーダー(有機的秩序)について、わかりやすく解説
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9.11人類が、正義という呪縛から 解き放たれるために
128ページ 1,365円(税込)
柳瀬宏秀著

究極の非道徳とは、自然のリズムをはずした生き方をする、ということです。 どうしてか? それは、自然そのもの、宇宙そのものを破壊するからです。
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Detail(the article)(Diary詳細)
日時 KIN 67  水晶の月(16)17:32:04 (2010年6月14日)
タイトル 普天間から、まず。アメリカにとっての基地の意味。
内容
今、国会で、普天間のことも語られていますが、
5月31日の講演会での小川さんの話から、
知っておいて欲しいことを、書き留めます。

 



普天間飛行場返還合意の原点


1996年4月に返還合意した、これは何ですかという話ですよ。普天間飛行場というのは、住宅密集地の中に飛行場がある格好になっちゃった。飛行訓練をやる。やっぱり住宅地に飛行機が落ちる可能性はあるわけです。落ちたら大惨事です。大惨事になれば、まず日本の政権は吹き飛びます、必ず。そして、アメリカ側もその事故から生じた反米感情が日米同盟というのを維持できない状態にすることを恐れている。日本人が思っているのとは全く逆で、アメリカはずっと日本が安保を切ることを怖がっているわけですからね。それをわからない日本人は外交交渉なんてできないですよ。
 でも、そういう中で普天間の返還合意というのが成り立った。それが14年間動かなかった、こんなひどい話がありますか。国民の命をないがしろにしているじゃないか。



例えば、2日でも
普天間飛行場で飛行機が飛ばない状態にする
ことはできます。

 この危険を2日で取り除くなんて言うと、まず官僚の人は、「そんなことができるんですか」と、考えたこともない。アメリカ側で交渉しているというのは国務省という役所です。日本でいうと外務省です。だから軍事のことはわからない。「そんなことはできないよ」と国務省の担当者が言うから、「君は外交官としては優秀だけど、俺はヘリコプター部隊の出身なんだ。こんなことができなかったら戦場で無事に部隊を動かすことはできないじゃないか。指揮官は首だよ」と言ったら、もうそれ以降はアメリカ側も言わない。

 どういうことかというと、例えば、戦場でヘリコプターの部隊が50機とか100機単位でヘリ基地をつくって、そこからオペレーションするわけです。でも、その基地を敵が1週間以内に攻撃してきそうだなんてことは何となくわかるわけじゃないですか。そうすると、その50機とか100機を入れることができるヘリ基地を適切な場所を探して、直ちに造成して、1日か2日で移動できなかったら攻撃されるままに任せなきゃいけない、アウトですよ。指揮官は首ですよ。

あそこは米軍基地でしょう。自衛隊とアメリカ軍が共同で訓練するということを決めたら、自衛隊の部隊は海から揚げちゃうんですよ、ホバークラフトで揚げればいい。70トン積むホバークラフトを海上自衛隊の輸送用の船は2隻積んでいます。70トンというと大型の戦車でも軽く運ぶことができます。
 それで、どこにヘリの基地をつくるか場所を決めておいてピストン輸送で揚げて、照明を煌々とつけてく24時間、突貫工事で2日、「そこに移れ」と言ったら、もうヘリコプターは普天間では飛ばないわけです。危険は除去されるでしょう。仮の移駐先は、最初は地べただから土がはねるとかいろいろ言うけれども、1カ月後には舗装してやるよ、格納庫もつくってやるよ、燃料タンクも、弾薬庫も軍事基地ですから必要ですからね、これもつくってやるよと。

2014年12月31日に本格的な移設先が完成するということでいうと、そのときまではこの仮移駐先を使って訓練させる。その後は地元との話し合いの中で全部撤去するのか、あるいは民間用の飛行場に仮のものをもうちょっと整備して使えるようにして振興の柱にするのか、いろいろあるでしょう。それぐらいをやってのければ、鳩山さんがどういう提案をしようと、沖縄の人の半分以上は耳を傾けます。





訓練を日本のあちこちにもっていくなんて・・・

その訓練の中身もわからない人が、どこかの自衛隊基地にもっていけばいいなんて言っているわけ。実際に海兵隊の訓練のヘリコプターは乗り物じゃなくて武器の一種です。ヘリコプターと一体で地上部隊が動いていくし、その作戦をやるときには、場合によっては砲兵の部隊もあがってくる、実弾を撃てるところだったら撃つ、戦車の部隊もあげてくる、海兵隊は、少ないけど、1台、60トンの重さのM1戦車を持っています。それから、水陸両用の装甲車をそのまま海から揚げてくる。走り回るわけです。そういう場所じゃないと訓練できない。どこにあるんだ。飛行場だけあれば訓練できるように錯覚して、「航空自衛隊の飛行場がありますから」と。「そこではパイロットの操縦訓練はできますが、戦車を走らせることができるの?」と言うと、黙っちゃって、「戦車ですか」と。
 数年前まで、海軍の別な呼び方をしたのが海兵隊だと信じ込んでいた。地上部隊を持っているなんて知らないんだよ。それが基地問題をやっているんだよね、恐ろしい国だよ。それが通っちゃうんだもん。やっぱり怖いなと思います。




日米地位協定の全面的に改定

 負担軽減ということで沖縄の人が望んでいるのはあと2つあります。
 一つは、これは今回も提案しているし、アメリカは応じるんだけど、日米地位協定の中に環境条項というものを入れる。米軍基地の中から環境問題が起きることがあるじゃないですか。燃料が漏れ出すとか、あるいはPCBが埋まっていて土壌汚染があるということがわかったと。そういうときには地元の自治体が立入調査できるという条項を入れる。これはアメリカ側からも提案しているし、日本側からも提案しているし、これは折り合って入っていくでしょう。これが第一歩ですよ。
地位協定というのは全面的に改定するというスタンスで日本はやらなきゃだめです。だって、日本にいるアメリカの軍人、軍属、その家族の身分を定めたものだけれども、これを決めたときには日本はまだ敗戦から立ち上がってきている、アメリカは戦勝国で金もある時代ですよ。中身がアメリカに都合のいいようになるのは当たり前じゃないですか。それを対等にもっていって、できればアメリカとイギリスの間のように地位協定なんてなくする。犯罪を犯したアメリカの人間は日本の法律ですぐ裁けるようにする、すぐ逮捕できるようにする。そういうところまでいかなきゃいけない。当たり前じゃないですか。日本人は、それをやっていない。
 1997年に民主党の議員のミッションを連れてワシントンを回ったときも、彼らが初めてそういう提案をしたのは事実なんです。私はアドバイザーでずっとついていました。リチャード・アーミテージがアメリカ側の日本との関係ではかなり重要な人物です。97年の議員ミッションは、国土交通大臣の前原とか仙石とかみんな一緒だったんですよ。横路衆議院議長が議員ミッションのヘッドで「横路ミッション」と。にわか勉強だけど、日本の議員もちゃんと言うわけですよ。とにかく日米地位協定を改定したいと、そんな話。アーミテージは何と言ったか、「日本側からそういう提案をされたのは初めてだ」と、1回もしていない。その後もそうです。
 その後、相手は沖縄にいるアメリカの総領事ですよ。今、アメリカの国務省の日本部長になっているケビン・メアーです。メアーにその話をしたら、「アメリカはずっと地位協定に関してはドアを開いてきたんだ。日本側から入ってきた人はいない」と言うんです。これはもう、外交交渉というのは、お互いに国の利益のぶつかり合いですから挑戦しなきゃいけないんだけど、いろんな懸案事項の、テニスに例えたらボールですね。これが日本側のコートにたまってしまっている。打ち返せばいいのに打ち返してない。そのうちボールがたまり過ぎて、その上に乗っかってひっくり返る、日本は、多分ね。そんなことを思わざるを得ない。
 だから、地位協定の改定の第一歩である環境条項を入れていくなんてことは負担軽減の象徴でしょうね。





 鳩山由紀夫になったつもりで言います。

 「沖縄県民の皆さん、とにかく私は県外、国外ということをずっと言ってまいりました。これは本気でそう思っていました。政権の座について本格的に検証した結果、いきなり県外、国外というのは無理だということがわかりました。ですから、普天間飛行場の移設先は県内ということをまずご提案しなければなりません。できるだけその中で機能的に県外に出せるものは出すべく努力をいたしますが、移設先はまずは県内ということで考えざるを得ない。ただ、それをどういう道筋の中で問題解決を進めていくかということはお話をしなければなりません。世界の平和がさらに実現をし、アジアの軍縮が進む中でしか沖縄の米軍基地問題の前進はありません。私は、アメリカとの同盟関係を日本の安全のために役立てるという立場を認めているけれども、それをさらに日本の平和主義でリードする。日本が世界の平和を実現するために日米安保を変えていって使う。その中で世界の平和を実現し、アジアの軍縮が進む。その中で初めて沖縄の米軍基地問題について前進が見られると思います。そのロードマップの重要な地点として今回の県内移設をご理解いただきたい」と。





 その日本の平和主義というのは何なのか。


それは日本国憲法前文の精神を具現するということなんです。前文に書いている中で、どういう立場の人であれ否定しない精神というものがあらわされている。それは「世界の平和を実現するために行動することを誓う」と言っているじゃないですか。どうやって行動するんだ。誓いをどのようにして形にするんだということが問われるわけです。まずは日本は世界の平和を実現するために行動することを誓った国として日米同盟をどんどん、どんどんその方向に変えていく。

 私は、1992年にそれを一つの考え方として出しています、研究者の一人として。「日米安保の平和化」という概念です。日本の平和主義に即した形で変えていく。その道筋の中で今回の県内移設というものを提案しなければならないのは非常に申しわけないんですが、「総理大臣として謝罪をいたします」ということを言えば、沖縄の人たちの半数以上は、危険の除去もやってのける、負担の軽減の中で地位協定の改定にも進む、そういう話ですから、それは耳を傾けます。

 だから、今回の合意案でも別にいいんですよ。合格点ではないんだけれども、ただ、危険の除去とか、そういうことを鮮やかにやってのける具体的な提案が伴っていれば、下駄はかせて60点を上げてもよかったんだけれども、沖縄県民の神経を逆撫でするような、しかも、みんなに混乱を生じさせるような、挙げ句の果ての合意案でしょう、辺野古案に戻って。だから、私は関係者であるけれども、「零点」と言ったわけですよ。

それをちゃんと整理して地べたに足をつけて問題解決していくということをお互いに確認をしなきゃだめですよという話です。





沖縄が、最高のが答案を自ら提案をし、
政府にそれを実行させる

 どういうことか。一つは、沖縄が米軍基地問題から解放される条件、選択肢は1つしかない。その一つとは、日本国沖縄県として最高の点数の答案を自ら提案をし、政府にそれを実行させる道以外にないということです。つまり理屈の上では選択肢はあと2つぐらいあるでしょう。一つは、日本から独立すれば米軍基地問題じゃなくなるんだから。あるいは沖縄の側から日本と縁を切ってアメリカに駆け込むという手があるかもしれない。グアムとかプエルトリコみたいに準州になるとかね。そうすると米軍基地問題じゃないですよね。自分の国の軍隊の問題だから別ですよ。でも、この2つはリスクが大きいから沖縄の人たちは選ばなかったんですよ。
 




 もう一つの確認事項が実は大事で、これは沖縄の人たちだけじゃない。日米同盟を日本の平和主義で引っ張っていくのか、あるいは独自に軍事力を整備して自らの安全を保つのか。その中で米軍基地問題を解決していこうとするのか、どっちなのか、その確認です。

 そういう中で、我々が安全を保とうとする。そして、世界の平和に貢献しようとすると、どういう選択があるのか。その中で沖縄の米軍基地問題をどうすれば解決できるのかという問題と直面せざるを得ない。
 結論から言うと、日米同盟を4兆7,000億円の防衛費プラスアルファで機能させる格好ですよね。これは安上がりで効果的です。世界の平和が実現すれば日本に対する信頼も高まる、評価も生まれる、それが日本の安全を実現し、しかも、世界を舞台とする日本企業の活動を可能にする。だから、これは繁栄にもつながるという話です。
 ただ、その中身を考えなきゃいけない。日本の安全というのは2つの柱で成り立っています。これを見ないから学者が世界に通用しない集団的自衛権の議論みたいなことをしちゃうんですよ。




自衛隊は自立できない構造

 1本の柱は自衛隊、1本の柱はアメリカとの同盟関係、日米同盟、日米安保。自衛隊はどういう姿をしているか。これはアメリカ軍みたいな満遍のない軍事力を持っていて、アメリカほど大きくないけど、どこでもいけそうな一般論から日本の議論は入っていきますが、違うんです。納税者がその辺を見る能力が日本はない。だから、アメリカ並みの軍事力を持っているんじゃないかという感じで考える。「日本の自衛隊は世界で何番目ですか?」なんて質問がくる。質問する人はいいんですよ。でもね、質問する人はいいけど、専門家とか学者とか政治家とかマスコミはまずいよね、それは。
 自衛隊はドイツの軍隊と並んで自立できない構造です。自衛隊の場合は、アメリカが日本に役割分担してほしいところが2つ、世界的なレベルから見て突出している。ほかは平均的な能力か、あるいは備わってないんです。
 突出した能力というのは、一つは海上自衛隊の潜水艦に対する能力、これは世界で2番目のレベルです。潜水艦を見つけて撃沈するのは、日本は得意なんですよ、実は。ところが、水の上を走っている軍艦は、「あたご」が漁船にぶつけて2人の方が亡くなっている、とんでもない。得意なところとだめなところがあるんですけどね。
 もう一つ、日本の自衛隊でトップレベルをいっているのは航空自衛隊の防空能力です。日本列島全体を空の脅威から守る、いわば傘のような役割をしている。これは世界で3番目か4番目のレベルです。

 でも、考えればわかりますね。今の2つのところを世界最高レベルにもっていこうとしたら高性能な武器も必要でしょう。数も入りますよね。1個1個が高いです。そこで相当食われるんじゃないですか。一方では、我が国の防衛費の中身を見てください。これは全部公表されているんですよ。今年度は4兆7,000億円台、そのうち44.5%が人件費と糧食費です。年度によって違うけれども、全体の中で30%から38〜39%が純粋に軍事力を整備するために使える金です。限られているんですよ。そこで海上自衛隊の潜水艦に対する能力、航空自衛隊の防空能力を一流なものにしようと思ったら、もうないという感じです。アメリカはそれでいいと思っているわけです。




アメリカとの同盟関係はどういう姿をしているのか?


 では、アメリカとの同盟関係はどういう姿をしているのか。これが日本人が見なければいけない話です。今回、抑止力の問題も整理できないままにマスコミがごちゃごちゃな報道をし、総理大臣はちょっと勉強したらうまく言えないものだから、だけど、とにかくアメリカとの同盟関係の姿、日本には何カ所、アメリカ軍の基地がありますか、納税者の皆さん。全部公表されているのよ。小さいものまで含めて85カ所です。さらに、自衛隊の基地とか駐屯地とか演習場で日米共同使用施設となっているところがあります。これはアメリカが使っていい施設ですが、これを含めると米軍基地は130カ所です。これが日本列島にのっています。基地を提供しています。それだけじゃない、それをちゃんと見なきゃだめです。アメリカにとってどれぐらいの値打ちがあるか。
 この日本列島を支えているアメリカの軍隊が動き回る範囲は地球の半分なんですよ。ほかの国が、かわりができないから、アメリカは日本に対してすごく気を使うわけ。ところが、日本人は逆にそれを調べもしないで、アメリカに守ってもらっているんだから逆らったら安保を切られると外務省のアンポンタンがみんな言っていたでしょう。アンポンタンですよ、安全保障課長、北米一課長とかいってね、みんなプロだとマスコミのやつは思うんだけど、全然嘘なんだよね、知らないんだよね。これじゃ困っちゃう。インド洋のすべてと太平洋の3分の2の海と、その沿岸で動き回るアメリカ軍は、全部日本列島が支えている。ほかの国は日本の代わりはできない。
 これはなぜかかわりますか。その地球の半分の範囲で動き回るアメリカ軍は、場合によっては巨大な規模に膨れ上がりますよね。アメリカ本国からも来るし、ヨーロッパからも来る。しかも、世界の最先端をいくハイテクの武器で固めている。これを支えられる国の条件というのははっきりしてますよ。国力としてアメリカに近いレベルでなければだめである。特に、中身として工業の力、技術の力、資金力の3拍子が揃ってなかったら無理じゃないですか。
だから、日本が安保を切っちゃうと、ほかの国では代わりはできない。地球の半分の範囲で行動するアメリカ軍を支える能力の8割が失われて回復しない。そうなってしまったアメリカの言うことを、ロシアも、中国も、インドも、北朝鮮も聞かなくなる。アメリカは世界のリーダーの座から滑り落ちるんです。安保がないと日本が失うものも大きいけど、アメリカが失うものは、さらに一回り大きいの。それをわかった上でお互いの国の利益のために、それを使わないとだめじゃないですか。
 日本は、基地を提供しているだけじゃなくて、日本の周りが戦争じゃない場合は自衛隊が米軍の基地を日本列島ごと守っている。そういう役割分担です。そして、米軍基地を維持するために皆さん方の税金が今年幾ら使われていると思いますか。在日米軍経費、約5,000億円です。その中の1,900億円がいわゆる思いやり予算です。在日米軍経費を一番たくさん使ったときは6,000億円、1年間で使ってたんですよ。日本の周りが戦争状態になるときは、自衛隊も米軍と一緒に戦うわけですね。この貢献というのを日本のいわゆる集団的自衛権の行使として認めさせるとか、日本がアメリカに対等に近い同盟国なんだということをアメリカの市民にちゃんとわからせるために使うとか、そういうことがなければだめなんですよ。
 
 日米同盟はそういう姿なんです。それで自立できない構造の自衛隊の足りない部分を補う。その選択肢は日米同盟を活かしていくということ。






今と同じレベルの安全を保とうとすると、
自衛隊120万人 年間の防衛費が29兆円


 自立した軍事力を持つというのは、日本が安保を切ればいいんですよ。日米安保条約第10条では、1年前に通告したら1年後になくなるんだから。でもね、今と同じレベルの安全を保ちたいと国民の半分以上は思います。そうすると、最初の数年は、特にすごい金がかかる。国際的なリスクも冒さなきゃいけないかもしれない。それを国民が受け入れてそっちに舵を切るんだったら、やればいいんです。
 でも、今と同じレベルの安全を保とうとすると、まず、自衛隊を大きくしなきゃだめでしょう。今、自衛隊は定員でいうと24万人です。中身はもっと少ないけど。それを5倍ぐらいにもっていかないとだめです、120万人ぐらいに。いろんなことを言いたい人がいるから、「小川さん、80万人でできますよ」とか、「いや、200万人要りますよ」と言う人がいるけど、とにかくでかくなる。120万人で計算しましょう。この人たちに国家公務員特別職として今と同じ給料を払ったら、人件費だけで年間13兆円要ります。自衛隊はでかくなる。年間の防衛費が29兆円。さあ、国民の皆さん、受けますか。国家予算の3分の1近くが防衛費、北朝鮮みたいな国ですよね。人件費をカットするというのはコストカットの基本だから、徴兵制、男も女も自衛隊へ来い、軍隊へ来い、2年間来いと、それをやっても20兆円ぐらいかかるんです。




 核武装すると、まず国民生活に影響が出る。


それを国民が受け入れるかどうかです。まず、NPT(核拡散防止条約)体制から抜けなきゃいけない。そうすると、原子力発電の燃料を売ってもらえなくなるんです、原発が回らなくなる。今のレベルで使っていると半年ぐらいでなくなる。これは外務省の計算です。ちびちび使っていって2〜3年、あとは北朝鮮と同盟関係を結んでウランを売ってもらう。あんまりいい話じゃない。

 あと、核武装についておかしなことばかり出てくるのは、日本は技術大国からすぐできるなんて言うでしょう。冗談言うなよ。核兵器を開発した経験者はゼロなんですよ、日本は。それを政府の会議で私ごときが言わなきゃいけないというのはどういう国ですか。みんな、本で読んだ知識なんです。ある意味で経験がないんですよ。だから、核軍縮の提案もできない。核兵器を持っていない国も、核開発とはどういうものかという追体験はしています。核開発はやらないけれども、どういう問題があるのかとか、外国から経験者を連れてきてやっているわけです。だから、核軍縮の提案だって、もうちょっとリアリティーがある。日本の場合、言うだけ。「戦争ハンターイ」「核武装せよ」とかね、口ばっかり。だから、日本の平和主義なんて信じてもらえない。

 人も金もいっぱい使っていい。だれも邪魔しないというところでやったら、3年かかるけれども、核兵器はできるかもしれないという調査をやったのは産経新聞です。これは割と真面目にやった。実際には金も人も制約がある。アメリカも中国も干渉してくるし、妨害してくるし、場合によっては攻撃してくるかもしれない。それをかいくぐりながらやる価値があるのか、やる覚悟があるのか、生活水準が下がってもやる覚悟がある国民性だったら、昭和30年代ぐらいまでにやってますよ。ただ、我々はもうちょっと違う方向に頭が回るから、アメリカとの同盟関係をうまく使いながら経済的に発展を遂げていこうという選択をしたんでしょう。だから、核武装を国民に提案しても受けてもらえるとは私は思っていません。





沖縄県の島という島に
日本軍の基地を置かないと今の安全は
保てません。

 でも、そういうのが自立した軍事力を持つということなんです。自衛隊の数がでかくなります。日本軍です。
 でも、「沖縄の皆さん」とここで聞くわけです。そうなった場合、沖縄県の島という島に日本軍の基地を置かないと今の安全は保てません。皆さん方はその負担に耐えながら安全を追求していかれるんですねという話です。軍隊は嫌という話は別にして、どっちを選ぶのかというと、日米同盟をうまくコントロールしていく方が、おそらく望ましいだろうという話になる、嫌は嫌だけどね。でも、そういうことをきちっと押さえて沖縄の普天間基地問題も前進させていくということを、鳩山さんがいつ投げ出すかは別にして、次の総理、次の総理、次の総理、やっぱり追求してほしい。
 どの政権でもいいけど、今のような話をきちっと押さえて動いてほしい。移設先はどこでもいいの。というぐらいのことで移設先を報道して抜くことに血道を上げているマスコミなんて要らねえよという感じですね。そんなことを思いながらここに立たせていただきました。
 とにかく平和を実現するというのは、ある種、くそリアリズムに徹しないと、自らの気持ち、あるいは実現するための祈りにもなっていない、そういう思いを皆さん方にお聞きいただければと思ってこういう話をさせていただきました。



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柳瀬・・・・

去年の暮れあたりから、つまりアメリカは怒るぞと、怒っていると。そういう報道ばっかりでしたね。じゃ、なんで怒るのかというところ、きょうの一番のテーマですが、アメリカの世界戦略があって、それに向けてこういう提案もできるよというような話ができていれば変わるだろうし、逆に、辺野古の案が、当時の自民党の案が、今おっしゃった練り上げられた、あるいは長年かかって、14年かかって決めたその案が、どれだけすぐれた案なのかということを、その時、報道されてなかったんですよね。されていましたか?


(会場は、ノーの返事)――おかしいですよね。この案がいいから、みんな、これに納得しようよという話があるんだったらわかりますけど、その一番基本の部分が欠けていて、そしてアメリカが怒るぞと。


そこできょうの話、アメリカの世界戦略。

日本というのはアメリカにとってすごい重要で、(世界の半分の地域を管轄する)アメリカの基地が日本にあるためにアメリカが世界をリードできている。この軍事的なリアリティーは小川さんからしか我々は聞いたことが多分ないと思うんです。

 こういうことが本当だということを裏づけるものが情報として少なくて、そして報道されるのは、辺野古の案がいい悪いは全然議論されなかったですね。それでアメリカが怒るぞと。

やっぱり無明の状態ですよね。


進化のために、
この地上のビジョンを明確に見る必要がある

その上で、高次元の真実をこの惑星に
創造する。

それが、生きている意味です。

機会をみて、柳瀬の講演の内容のレジュメや、
小川さんと、柳瀬の対談も、読んでいただきたいと思います。


    国会答弁を聞きながら・・・・・
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