KIN 204  宇宙の月(25)13:50:40 (2006年7月21日)
宇宙の月の25日、KIN204 黄色い太陽の星

朝、早く起き、このブログを書き、朝食をとりました。そのまま空港に行き、デヴ・オーラへ向かいました。

ハンバーサイドという空港で降り、迎えのバスで、まず、デヴ・オーラ・プロダクツのオフィスに向かう。日本で言うなら、別荘地のようなところに、レンガつくりのオフィス、そして、工場になっているという建物。

田舎の中の、パブがひとつ、教会がひとつ、学校がひとつという町から、世界中に、オーラ・ソーマの商品が送られていることに「神秘の神殿」とこの地をマイクが呼んでいる意味を感じることができる。

サチさんという日本人の女性が、マイクの秘書の一人だという。お会いしたら、しっかりした方で、マイクと出会うまでロンドンで日本の大手商社の役員秘書をしていた日本人の女性で、オーラ・ソーマのセミナーで、出会ったマイクに、秘書にならないかと声をかけられすぐに、会社をやめてデヴ・オーラに移ったという。ゆっくり、その内面でのドラマをお聞きしたいと思う。

ジェィソンというここで、農業を任されている人間に農園を案内してもらった。蜂蜜、大麦、これからは、ここで食べるものはすべて、オーラ・ソーマ農場で取れたものを食べることになるかもしれない。
そこで、バイオダイナミクス農法をどう取り入れているかが、重要だと思いながら、説明を聞いた。

牛の角は、無駄なものではない・・・という話から、1年のなかで、冬の間は死んだように見えるが、土の中は、逆にエネルギーが活性化している。牛の角の中に牛糞をいれ、冬の6ヶ月間埋めて熟成させ、春にそれを、ほんの少し、畑にまく。それは、肥料を入れるのではなくヒーリングするように、大地のエネルギーのバランスをとるのである。

夏と冬が、人が呼吸するのと同じように、吐き出すときと、溜め込むとき。1日の中にも、朝から太陽が天頂に来るまでの間に収穫し、天頂から沈むエネルギーの中で、種をまくというのも、呼吸と同じように考えて宇宙の摂理にのっとったリズムとして捕らえた農法をすべきだ。という説明を受ける。

こちらから、季節というのは、太陽と地球との関係から生まれるオーガニック・オーダー。満月の日に、大地が21センチ浮き上がる話をして、では月や星との関係で、どういうバイオダイナミクス農法を実際に行っているかを聞く。ジェィソンの話では、いろいろ考えているうだが、このデヴ・オーラの農場では、月や星との関係での農法の成果は、今日はあまり聞くことができなかった。

コンサルしているホテルの「月の癒しのおもてなし」の秋のキャンペーンのときは、バイオダイナミクスのワインで、Moon Activity など、月の名のついたものを取り寄せてもらって、「月のエネルギーを飲み干してください」とソムリエに語ってもらっている。
月の運行が地球の生命に与える影響。星が与える影響、そんな事を感じる農業が素敵だと思う。

赤峰さんの循環農法。も含めて、自然の摂理にあった農業が、主体となるように、叡智を高めていく必要を感じる。